プロジェクト概要
Web版のみで提供していた塾講師求人サービス「塾講師ステーション」のモバイルアプリ版を、クロスプラットフォーム開発で iOS / Android を同時リリースしたプロジェクトです。外注コストの最適化と、初めての技術領域に取り組む自社エンジニアの育成を並行させ、プロダクトと内製化チームを同時に立ち上げるという、通常はトレードオフになる目標を同時達成しました。
本記事では、プロジェクトを主導されたご担当者様に、DVER にご依頼いただいた背景や、実際にプロジェクトを進めての所感を伺いました。
課題
モバイルアプリ化・自社エンジニアの内製化・コスト圧縮を、短納期で同時に達成する必要があった。
ソリューション
クロスプラットフォーム開発で iOS / Android を同時リリース。並行して OJT
形式で自社エンジニアを育成。
成果
- QCD 全項目達成、相場以下のコストで iOS / Android 同時公開
- 自社エンジニア全員を自走レベルまで育成、育成テキストも整備
- MVP と内製化チームを単一エンゲージメントで同時獲得
事業について教えてください
── まずは御社の事業について教えてください。
弊社は「教育の再設計」をテーマに、塾講師の求人サイトや家庭教師の派遣、放課後の自習室・イベント運営など、教育領域のサービスを幅広く展開しています。新規事業や留学生向けサービスなど、ニッチな領域にも取り組んでいます。
プロジェクトの背景
── 今回のプロジェクトに至った背景を教えてください。
塾講師求人サイトの「塾講師ステーション」はもともと Web のみのサービスでしたが、Google の広告費が高騰してきたことを背景に SNS マーケティングへ戦略を転換することになり、SNS 流入の受け皿としてはモバイルアプリの方が適しているという判断から、プラットフォーム整備の一環としてアプリ開発のプロジェクトが立ち上がりました。
プロジェクトで目指したこと
── 成果基準はどのように設定されていましたか?
QCD の観点で整理していました。
- Quality(品質):MVP として Web 版の最低限の機能を、ユーザーに違和感なく使っていただけるレベルで実装する。
- Cost(コスト):通常のベンダー相場よりもコストを下げる。
- Delivery(納期):2025年1〜2月に要件定義、4〜5月に開発スタート、2026年1月末〜2月頭にストア公開。
およそ1年でアプリを設計・開発・リリースまでやり切るタイトなスケジュールだったので、納期に間に合うかは正直かなり不安でした。
実際にプロジェクトを進めてみて
── 実際にやってみていかがでしたか?
結論から言うと、QCD すべて達成できました。
開発がとてもスムーズに進んだ分、研修や検収、品質向上のための改善にも時間をかけることができました。要件定義からの大きな乖離もなく、細部の微修正や追加機能の検討に時間を使えたのは本当に大きかったです。
システムを外注すると最初に出てくるものが期待からかけ離れているイメージが一般的ですが、今回はそれがほとんどなく、良い意味で裏切られた感覚でした。



OJT 形式でのエンジニア育成について
── 自社エンジニアにも OJT 形式で参加いただきました。満足度は?
結論、「大満足」です。ありがたかった点は大きく2つあります。
1. 育成面
今回の技術スタックは弊社エンジニアにとって初めて触れるものでしたが、メンバー全員が自分で書けるレベルまで育成いただいた上で、納期にも間に合わせていただきました。さらに後続メンバー向けの育成テキストまで整備いただき、何も知らない人でも理解できる内容になっていたのは本当にありがたかったです。
2. チームマネジメント面
弊社エンジニアとの 1on1 で毎回出るのが「DVER さんのおかげで円滑に進んだ」という声です。「整えてくださったので、あとはその通りに実装するだけだった」「初めての言語でも進められた」とメンバー全員が口を揃えていました。何を聞いてもすぐ回答が返ってくる環境を作っていただけたのは、マネジメント面でも大きな成果だと認識しています。
プロジェクト全体の振り返りと今後
── 全体を振り返って、今後についてはいかがですか?
QCD すべてで満足のいく形に進めていただきました。レスポンスの速さに加え、意図を汲み取った先回りの提案、アプリストア公開に向けたチェックリストの整備まで、手厚いサポートが特に印象に残っています。
今後は今回のアプリの運用保守と機能拡大を継続しつつ、他の社内 SaaS の内製化についてもご相談していきたいと考えています。
検討されている企業様へ
── 最後に、開発パートナーを検討している企業に一言お願いします。
依頼者側のやりたいことや先々のビジョンを汲み取って進行・提案していただけるので、これからシステムを作りたい企業にとって信頼できるパートナーだと思います。ぜひ一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。